令和3 年 5 月 1 8 日
各都道府県小学生バレーボール連盟
会 長 様
理事長 様
日本小学生バレーボール連盟
会 長 工藤 憲
理事長 大内 賢司
第4 1 回 全日本バレーボール小学生大会 全国大会開催中止について
皆様におかれましては、日常の 新型コロナウィルス感染防止をはじめ地区大会、都道府県大会開催の可否判断等々につきましてご多忙の毎日と思います。
日小連も感染拡大防止対策に努めるとともに、子どもたちの夢の舞台である全国大会の二年連続中止を避けるべく、第 4 1 回全日本バレーボール小学生大会開催に向けて、実行委員会を中心に様々な対応を模索してまいりました。 しかしながら 、変異ウィルスの影響もあり、感染は全国に拡大し、5 月 1 6 日現在、9 都道府県に緊急事態宣言、1 0 県に蔓延防止等重点措置が発出されている状況です。また、子どもたちへの感染の広がりも非常に心配するところであります。
全国大会開催のタイムリミットも迫っていることから、先日 4 7 都道府県に現在の活動状況、都道府県大会の開催の可否等につきまして調査させていただきました。その結果 、日常の練習等ができない地域も数多くあり、1 6 の都道府県から、 現時点では都道府県大会開催の目途が立たず 代表チームを参加させることが厳しいとの回答がありました。
それに加え、 実行委員の皆様から現在の状況から全国から子どもや保護者、そして、大会役員を一堂に集めて 宿泊を伴う大会を開催することは非常にリスクがあ ると のご意見も多数いただきました。 出場できない都道府県が数多くあること、子どもたちの命と健康を最優先に考えること等の観点から、非常に残念ではありますが、先日の実行委員会において第 4 1 回全日本小学生バレーボール全国大会は中止するとの結論に至りました。
一方、実行委員会では、全国大会は中止になっても、子どもたちの夢や希望を少しでも叶えてあげる方法はないかについても話し合われ、第 4 1 回全日本バレーボール小学生大会という大会名で都道府県大会開催を推し進めることといたしました。 開催の時期、方法等は都道府県の実情に合った形で実施していただき、公益財団法人日本バレーボール協会、日本小学生バレーボール連盟が支援・協力してまいります。
補助金、報償費の支給、プログラムの配布、賞状の作成等々、皆様のご意見を伺いながら支援・協力の具体的な内容について検討してまいります。
都道府県大会開催にあたりましては、皆様のご理解とご協力が不可欠です。
子どもたちの夢や希望を少しでも叶え、小学生バレーボールの灯を消さないためにも、第 4 1 回全日本バレーボール小学生大会の大会名で、都道府県大会を開催していく ことに つきまして、ご理解とご協力をお願いいたします。
最後になりましたが、全国大会開催に向けて今日までご準備いただいた近畿小学生バレーボール連盟、奈良県小学生バレーボール連盟、和歌山県小学生バレーボール連盟、兵庫県小学生バレーボール連盟の皆様に衷心より深謝申し上げます。